inf.(メインブログ)

*今後の予定*
2018/11/23 18:30~ アンジュコン@桜木町
2018/12/16 17:00~ 飯窪卒コン@九段下
2018/12/31 16:00~ ハロカウコン@中野
2018/12/31 23:00~ ハロカウコン@中野

20世紀最後の黄金バラエティ大全集のナレーション

2000年12月31日、「20世紀最後の黄金バラエティ大全集」という名前の番組がフジテレビで放送されました。
今までのバラエティ、特にコントを中心とした総集編というような番組です。
そのオープニングとエンディングに流れたナレーションを書き起こしてみました。
 
<オープニング>
 
2000年12月31日午後7時、大晦日のこの時、ここにある風景の全てが新しく生まれ変わるその時を待って、ほんの少し緊張しているように見えます。
後残り5時間。午前0時とともに年は変わり、21世紀がスタートします。
新しい未来が、私達の住むこの地球に訪れようとしているのです。
20世紀、人類は様々なものを発明してきました。
そしてその一つが魔法の小箱、テレビジョンでした。
1953年テレビ放送がはじまり、私たちはたくさんの情報や感動を共有できるようになりました。
しかし、私たちは自信を持って言いたいのです。
テレビがお茶の間にもたらした最大の贈り物、それは「笑い」だと。
河田町フジテレビ、今は亡きこの伝説の地では数多くのバラエティ番組が作られ、黄金の笑いが生み出されてきました。
それは、他のバラエティ番組とは一線を画するバラエティの王道。
まさにフジテレビのお家芸ともいうべき手の込んだ笑いづくりでした。
たった1本のコントを作りだすために、連日徹夜で台本が練られ、
予算オーバー覚悟のセットが組まれ、重い着ぐるみを着てリハーサルで汗をかく。
笑いの神様が舞い降りたかのような、執念としか言いようのない熱心さで作られた珠玉の名作コントたち。
それは大ヒットし、巷に一大ムーブメントを巻き起こしました。
その伝統は河田町からお台場へと舞台は変わってもしっかりと受け継がれています。
徹底的に笑いに拘る出演者たち、それに輪をかけてとことん拘るスタッフ一同。
そのこだわりの精神こそが笑いのスピリッツです。
この燃えるような情熱を21世紀に伝えるために私たちは一大決心をしました。
フジテレビが自信を持って作った笑いの世界を一挙にまとめてみていただこうと。
20世紀最後の大晦日、今世紀を飾った伝説の名作から新作コントまで一挙に御覧ください。
20世紀最後の黄金バラエティ大全集、バラエティショーの王道を行くフジテレビ魂は不滅です。
 
<エンディング>
 
20世紀最後の黄金バラエティ大全集、お楽しみいただけたでしょうか?
まもなく新しい時代の扉が開きます。
その扉の向こうにあるのは、輝かしい未来なのでしょうか?それとも、混乱の時なのでしょうか?
新しい物が次々と生まれ、私たちはたくさんの物を手に入れるでしょう。
その反面、急激な時代の流れに翻弄され、ときには暗く満たされないことがあるかもしれません。
でも、そんな時には思い出してください。
あなたの前にはいつもテレビが有り、そのスイッチを入れればそこには笑いがあることを。
笑いとは、神様が人間だけに与えてくれた不思議な薬です。
暗く悲しい気持ちの時、人は笑うことによって一時の幸せを手にすることができるのです。
そんな笑いを作りだす仕事に携わっていることを、私たちは誇りに思います。
そして、この恐ろしく手間ひまのかかる作業を、21世紀まで持って行こうと思っています。
手作りの笑いにこだわりつづけることが、きっと新しい時代を生み出してくれると信じているからです。
聞こえますか?やってくる時代の鼓動がすぐ近くに響いています。
私たちは願っています、21世紀がもっと笑える時代であることを。
世界中のどの家の窓からも笑い声が聞こえるような温かい時代であって欲しいと心から願っています。
そう、笑いとはみんなが幸せであって欲しいと願うメッセージなのです。
最後に一つだけ皆さんに、お約束しておきましょう。
21世紀も、フジテレビは笑えます。