というつぶやきをTwitterでリプライし合う中で書いていたのですが、結構この想像面白いかもしれないと思って書いてみました。
実はこのつぶやきの大元のネタはほぼ日での連載の時の土屋敏男さんの発言からなんですよ。
この連載とても面白いので、テレビ、特にバラエティが好きなら一度は目を通しておくといいと思います。
で、その発言だけ申し訳ないですが引用させていただきます。
(2004年の27時間テレビの翌日、日テレで土屋さんが「27時間テレビ面白かったね!」と多くの人に言われた、という話から)
その
「おもしろかったね」を、
夕方ぐらいまで、
ずーっと言われ倒したものですから、
もうしょうがなく
「わかった。じゃあオレが来年、
フジの27時間の裏で、27時間やる!」
って言ったんですよね(笑)。
で、実は同じ対談の中で、三宅恵介さんの発言にこんなものもありました。(引用の引用みたいですが)
萩本欽一さんに言われたんだけど、
「他局のバラエティが
当たっているときは、同じ時間帯に
バラエティをぶつけて落とすんだ」「流行っているドラマには、
違うドラマをぶつけるんだ」ということなんです。
そうすると、両方がよくなってくるし、
存在価値が生まれてくる。今はそういう勝負をすることが
なくなっているんですけど。
厳密に言えば、24時間テレビはバラエティっていう括りにしていいのかわからないところはありますが、今同じ長時間番組をぶつけて、どっちが数字取るとか、どっちが話題になるかっていう実験は一度やってみたほうがいいんじゃないかなーと思っています。
ただ、おいらは同時に生放送でやれって言ってるわけではないんです。
24時間テレビの放送に、1ヶ月前くらいにやった27時間テレビの再放送をぶつけてみたらどうかと言ってるわけです。
理由としては、27時間テレビって労力半端ない形で作ってやっぱりいつもよりお祭り感もあって楽しいのに、あとから振り返ってくれる番組があったとしても時間の関係上ごくわずかしか見ることが出来ない、という問題があります。
スパイダーとかガラポンとかのような全録がかなり浸透してきたり、NHKみたいに殆どの番組を再放送したりオンデマンドで見られるようになってくれればまた話は違ってきますが、基本的に「27時間のあそこが面白かったんだよ!」って言っても見る術がないわけです。
もう、テレビ番組が一回限りの放送という制限をつけることでみんなリアルタイムで見てくれるという時代じゃなくなってます。
その上で制作費削られたりしてるんだから再放送しちゃえばいいじゃない!という話です。
(確かどこかで放送内における再放送番組の割合が決められているはずなんで現行法では難しいかもしれません)
で、27時間テレビを再放送するってことは1日分の制作費が浮くわけですから。
両方見たい人はそれぞれのリアルタイムや録画で追えばいいわけですし。普通に考えれば24時間テレビのほうが視聴率とると思います。でも、この結果で27時間テレビの再放送のとる数字や録画率、話題度によっては、結構テレビがどう有るべきかってことを考える機会になる可能性を秘めてる気がするんですよね。
まぁ最初から宣言すると生放送の方の視聴率にやや影響すると思うので、終わった後に発表すると楽しいよね。
今の時代どっかから情報漏れるとは思うけど。24時間テレビに対して、中途半端に張り合ったり諦めた内容にするよりもはるかにいさぎいいしかっこいいと思うんだけどなー。