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*今後の予定*
2024/05/05 19:00~ クマデパ@渋谷
2024/05/26 17:00~ WAY WAVE@渋谷

まじめなにっき(そのいち)

というわけで新コーナー「まじめなにっき」。
真面目なことをめったに書かないこのブログですが、たまにはちゃんと書いてみようということです。
 
今日のテーマは「中学受験」。
 
今真っ最中かすでに終えたかといった時期でしょう。
おいらも中学受験は経験しました。
正直、何で受験するのか全くわからなかった。そして今でもわからない。
練習から逃げ出したいながらも最後には寂しくて泣いたピアノをあきらめてまで
なんで受験したのか。謎は全く解明されない。
遊びたい気持ちを抑えて週3回ほど放課後に塾に行き、小学校よりも難しい内容の勉強をし、
テストの点数によってクラスや座席の位置が変わり、悪くなれば親に指摘され。
 
塾の先生にも何度か怒られました。
「お前何のためにココ来てるんだよ!」
…いや、来たいといったことは一度もないし。むしろ目的がない。
「今のままじゃクラス落ちるぞ」
…いや、落ちても別にいいですけど…
もちろん、声に出しては言いませんでしたが。
 
でも、授業中に帰ったことはありました。
一応それなりのクラスだったので、大体21時前ぐらいに終了するはずの授業を、
30分ぐらい延長してやっていたわけです。
いや、そんなの家帰って21時からのテレビが見たいじゃないですか。
で、気晴らしに友達としゃべってたら、先生に「やる気ないなら帰っていいぞ」といわれたので帰りました。
 
きっと親に「何で中学受験させたの?」と聞けば、
「高校受験するより楽だから」とか「公立は治安が悪いから」とか、いろいろ言うんでしょう。
でも、「じゃぁ中学受験しなかったら、きっと俺はそのうちしとけばよかったと後悔する?」と聞いたら、
「すると思う」という返答が返ってくる可能性は非常に低いと思います。
 
だから中学受験塾でバイトをしたというのはあります。
ほぼわけもわからず勉強して、授業中が楽しいという生徒はほとんどいないだろう子供たちが哀れじゃないですか。
だからせめて、ちょっとでも楽しんでもらおうと。
試験監督中に寝たこともあるし、試験中もたまに笑わせようとするし。
こんなおっちゃんが一人ぐらい塾にいたっていいんじゃないの?と思って。
それで文句言われたらクビになればいいことで。
 
中学受験者数が増えたなんてニュースを聞くと、犠牲者が増えてるような気がしてかわいそうになる。