といっても1回だけなんですけど。
うつを発症して休職しては復帰、としていたのですが
さすがに3回目は受け入れられず退職となったんです。
職を失うということに漠然とした恐怖がある一方で
戻れないという判断に納得することもあり、微妙な気持ちのまま
最終出社日(というか最終の退職手続きのみでしたが)を迎えました。
その時社長と話をする機会がありまして、これからについて聞かれたのですが
その時点で決まっていたことは就労移行支援所で再就職を目指すだけでした。
何をこれからやりたいのか、全然わからなくて。
というかどんな仕事でお金をいただけるのか想像ができなくて。
おそらく社長としてはアドバイス的なニュアンスだったと思うのですが、
「変わらないとね」みたいなことを話していた気がします。
帰り道、これからどうすりゃいいのか全然わからなくて、
でも環境は変わっていくわけで、結構絶望的な気持ちでした。
そこからだんだん就労移行支援所で通える時間、日数が増えていき、
就職に向けて動いていき、なんとか今の会社に入ることができました。
本当に感謝だなと思うのですよね。
これから安泰だとは全然思わないけど、以前より感謝できる人間には
なったんじゃないかな、という気持ちがあります。
そんなときのことを佐久間さんの退社と比較して思い出して、
ちょっと暗い気持ちになったのでした。