こんなにプライベートな事はmixiにでも書いたらいいんだろうけど、あえてここに書いておきたい。
(おそらく)昨日は、小学校時代の親友の誕生日だ。
歳は親友のほうが一つ上なのだが、とても対等な関係だったと思っている。
いや、対等な関係になるように気を配ってもらっていたのかもしれない。
しかしそのことを直接確認する方法はない。彼は中学校の時に亡くなった。
寝てるときに何らかの発作が起きてしまったらしくそのまま亡くなったという話だったと思う。なにせ幼すぎて記憶が曖昧だ。
とにかくよく遊んだ。家がとっても近かったのも大きな理由の一つだと思う。
同級生と遊ぶことももちろんあったけど、親友と遊ぶときが一番楽だった。
覚えてるのは、私が当時のバラエティ番組に影響を受けて、プールで親友を突き落としたこと。(怪我をするようなやり方じゃないですが)
当時の私は思い返せば調子に乗りまくっていてデリカシーが足りていなかった。
家庭用ストリートファイター(数字は不明)でチャイナ服のキャラクターを選んでパンツらしきものが見えたことで私がきゃっきゃ喜んでいたこともあった。
今思い返せば品のない言動だと思う。
けれど、直接ちゃんと親友に怒られたことは一度もない。
強気な子ではなかったけど、プールの件なんかは怒っても良さそうだったけど。
未だに品のある人間にはなっていないけれど、それなりに大人になって品のない状態を表に出すことはなくなった。
祖父母を亡くすより早く親友を亡くした。
たしかによくわかってはいなかったけど、死というものに対して最初にイメージするのが親友の死だった。
こんな若さで死ぬことがあるんだ、と思った。
遅れちゃったけど、お誕生日おめでとう。
あちらでもその優しさで多くの人に愛されていると思う。
もしくは私のようなダメなやつを見つけては「しょうがないなー」と思いながらつきあってやっているのかもしれない。
私は死ぬのはまだ怖い。
でも、死ぬことで親友と会えるのなら、少しだけその時が来るのを楽しみにしている自分もいる。
…まだ先でいいけど。
生きていたら、どんな仕事に就いて、どんな恋人と付き合って、どんな結婚式をあげただろうか。
やっぱり早く会いたいよ。