inf.(メインブログ)note

*今後の予定*
2024/04/14 16:00~ WAYWAVE@渋谷
2024/04/15 19:00~ INUWASI@新宿

GOLTON物語

古代の中国文明では、豚が崇拝の対象になっていた。豚肉が当時の彼らの栄養源であったからである。そのため、生活の中で豚を見かけた際には手を合わせ、深くお辞儀をするのが慣わしになっていた。そして、豚の神、黄金豚神の像が建てられ、新月の日の現在で言う午後9時ごろに像の場所に向かって1分間頭を下げることになっていた。
しかし、牛派の人々の中にはこの習慣を快く思わない人もいた。そして、29年に牛過激派による黄金豚神焼き払い事件がおきる。これにより豚派と牛派の紛争が始まる。そして結果豚派の勝利に終わり、牛派の代表らが処罰を受けることとなる。
また黄金豚神の再製作には数万人が関わったとされ、ピラミッドに勝るとも劣らない大掛かりな製作となった。そして出来上がった黄金豚神は、崇拝者の増加を招き、ますます豚に対する信仰は深くなっていた。
しかし、時がたち、さまざまな食べ物が入ってくるうちに豚の重要性が薄れ、信仰者も徐々に減少、ついには信仰者がほとんどいなくなり、代わりに「触るとご利益がある」ということで観光名所としての役割を果たすようになっていた。しかしそれもブームを過ぎたあたりで激減し、18世紀にはついに壊すことになった。
そのとき、「ぜひ引き取りたい」という人が現れたのだ。それが、モンテローザ初代社長である。彼は商売繁盛の意味も込めて、店内に黄金豚神を置いた。そして、名前も黄金豚神にちなんで「GOLTON」と名づけた。
その黄金豚神あらため「GOLTON」は今でもお店の中で人々にご利益をもたらしている。